適応障害
1. どのような病気ですか?
適応障害は、仕事、学校、家庭環境、人間関係など、はっきりしたストレスをきっかけとして心身の不調が現れる病気です。職場であれば仕事の量的負担、仕事の内容、対人関係、異動・昇進等の環境変化、家庭では夫婦間の問題や育児に関連する悩み、介護問題など、日常生活において誰もが様々なストレスにさらされる可能性があります。
日本では働く世代の方に多く見られる疾患で、好発年齢は20~40代とされています。
2. よくある症状は?
- 気分の落ち込み
- 不安や緊張
- 涙もろくなる
- イライラ
- 出勤や登校がつらい
- 不眠
- 食欲低下
- 動悸、めまい、腹痛などの身体症状
ストレスの原因から離れると症状が軽くなることも特徴です。しかし、その原因から簡単に離れられない場合も少なくありません。長期間放置すると症状が悪化し、結果としてうつ病などに発展することもあり、早期の対応が重要です。
3. 治療について
まずは、現在の負担やストレス状況を整理することが大切です。
次に、「原因から離れてゆっくり休息をとること」が治療において重要となります。
ストレス源から一時的に距離を置き、業務の調整や見直しなどの環境調整を図ります。
必要に応じて、症状を緩和するための睡眠薬や抗不安薬を使用することがあります。
心理的サポートを通して、ストレスへの対処法を一緒に考えていきます。