社交不安障害(社交不安症)
1. どのような病気ですか?
人前で話す、注目される、食事をするなどの場面で、強い不安や緊張が起こる病気です。
「失敗したらどうしよう」「変に思われるのでは」という不安が強く、このような対人関係上の症状から日常生活、社会生活に大きな支障をきたしている場合は、治療がすすめられます。
2. よくある症状は?
- 人前で極度に緊張する
- 顔が赤くなる
- 手や声が震える
- 発汗
- 動悸
- 胃痛や吐き気
- 人との関わりを避ける
- 会議や発表が苦痛
3. 治療について
抗うつ薬(SSRIなど)は脳内の神経伝達物質であるセロトニン神経系のバランスを調整し、不安や緊張を軽減することが期待されます。また、抗不安薬は比較的即効性があり、症状に応じて用いられます。
薬物療法に加えて、認知行動療法や森田療法を取り入れた精神療法により不安の背景にある考え方や回避行動を整理し、焦らず少しずつ苦手な場面に適応できるように取り組んでいきます。