強迫性障害(強迫症)
1. どのような病気ですか?
「手や体が汚れている気がする」「鍵を閉め忘れたかもしれない」などの考えが繰り返し浮かび、それを打ち消すための行動をやめられなくなる病気です。本人も「やりすぎ」と感じながらも、強い不安のために何度も繰り返してしまうため、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。
2. よくある症状は?
- 鍵や火の元を何度も確認してしまう
- 手洗いがやめられない
- 物を決まった順序に何度も並べなおす
- 誰かを傷つけてしまったのではないかと不安になる
- 不吉な数字やジンクスが気になってしまう
3. 治療について
抗うつ薬(SSRIなど)は、不安を軽減し、症状をコントロールする目的で広く用いられます。また、精神療法としては、症状場面に直面させながら、その状態に徐々に馴化させていく暴露妨害法や、「とらわれ」の機制に気づき本来の日常生活へと取り組みの目を向けさせていく森田療法のアプローチを併用することで、無理のない形で治療を進めていきます。